「株主優待で仮想通貨(暗号資産)をもらう」という投資手法は、現金で直接仮想通貨を買うのに抵抗がある方にとって、非常に魅力的な選択肢です。
筆者自身も以前、株主優待でリップル(XRP)を受け取ったことをきっかけに口座を開設し、仮想通貨の世界に足を踏み入れました。このように、優待を利用すれば実質ノーリスク感覚で仮想通貨投資をスタートできるのは大きなメリットと言えます。

株を保有するだけで仮想通貨(暗号資産)がもらえるってお得だよね!
しかし、株式投資である以上、「タダで仮想通貨がもらえるから絶対お得!」と安易に飛びつくのは危険です。具体的な19社を見ていく前に、優待狙いの株式投資が抱える「メリット」と「デメリット(リスク)」をしっかりと把握しておきましょう。
このように、株価や仮想通貨の値上がりによって大きなリターンを得られる可能性がある一方で、株価下落や優待廃止によって「もらった仮想通貨以上の損失」を抱えるリスクも潜んでいます。
だからこそ、「優待利回りだけでなく、企業そのものの業績や将来性」をしっかり見極めることが重要です。
それでは、これらのメリット・デメリットを踏まえた上で、現在仮想通貨や暗号資産を株主優待として提供している全19社を、「確定でもらえる銘柄」と「抽選でもらえる銘柄」に分けて紹介・解説していきます!
株主優待で仮想通貨・暗号資産がもらえる全19社
仮想通貨(暗号資産)の株主優待はここ数年で一気に新設・廃止されたものが増えました。
2026年現在時点で、株主優待を実施している銘柄を見ていきましょう。
【確定で全員もらえる】仮想通貨の株主優待銘柄15選

まずは確定でもらえる銘柄から!
SBIホールディングス(8473)
株式投資をしている人なら知らない人はいないでしょう。ネット証券最大手の「SBI証券」や「住信SBIネット銀行」などを傘下に持つ、日本を代表するインターネット総合金融グループです。
株主優待でXRP(リップル)をもらうことができます。
💰 投資データと優待内容
日本の大手金融グループの中で、最も早くから暗号資産(仮想通貨)やWeb3領域に巨額の投資を行ってきたのがSBIです。
SBIグループを語る上で欠かせないのが、XRP(リップル)を発行・管理する米リップル社との深い関係です。SBIはリップル社に出資しており、「SBI Ripple Asia」という合弁会社も設立しています。
優待にXRP(リップル)が配られるのもそれゆえのことでしょう。
直近の業績については売上高・営業利益ともに過去最高を大幅に更新するイケイケ状態です。ネット証券トップの基盤で手堅い収益を出しつつ、投資事業や仮想通貨領域の好調が爆発的な利益を生んでいる状態です。
📈 直近3年の業績推移(売上・利益)
2025年3月期(最新実績)
2024年3月期
2023年3月期
リップル(XRP)の受け取り時には、SBIVCトレードでの受け取りが必須となるので、購入を検討している方はSBIVCトレードの口座を開設しておきましょう。
SBIグローバルアセットマネジメント(4765)
SBIグローバルアセットマネジメントはSBIグループの資産運用事業を担う中核企業です。
投資家人気の高い銘柄なので、知っている方もいるのではないでしょうか。
💰 投資データと優待内容
SBIグローバルアセットマネジメントは、現状仮想通貨優待の中でも「最もコスパが良い(小額投資で高額なXRPがもらえる)」銘柄の一つです。

筆者が初めて仮想通貨に興味を持ったのも、この銘柄がきっかけだよね~。
「営業利益率驚異の50%」「15期連続増配」「豪華な仮想通貨優待(XRP)」と、魅力的な点がいくつもあるのがいいところです。
株式投資において絶対はないので強くは言えませんが、おすすめの銘柄の一つです。
📈 直近3年の業績推移(売上・利益)
2025年3月期(最新実績)
2024年3月期
2023年3月期
SBIホールディングス同様に、優待の受け取りにはSBIVCトレードが必須となるので、購入を検討している方はSBIVCトレードの口座を開設しておきましょう。
SBIインシュアランスグループ(7326)
まさかの3社連続、SBIグループ。SBIインシュアランスグループです。保険事業を担っているグループになりますね。

SBIグループの会社が多いね。なんで?
SBIグループがなぜここまで仮想通貨(暗号資産)XRPの優待を多くしているか。端的に言うと下のような感じになります。
- 理由1:自社取引所(SBI VCトレード)への「最強の集客ツール」だから
- 理由2:米リップル(Ripple)社との強固なパートナーシップ
- 理由3:「SBI経済圏」への囲い込み(クロスセル)効果が高いから
過去のSBIグループの会長の発言を引用すると、今後のリップル(XRP)の可能性を信じて積極的に投資しているようですね。
「XRPを(国際送金の)世界標準にしたい」
圧倒的な送金速度とコストの低さを持つXRPは、単なる投資対象ではなく、既存の国際送金システムに代わる実需と可能性を秘めている。
受け取り口座をSBIVCトレードに絞ることで、ネット証券・銀行だけでなく仮想通貨(暗号資産)の分野でもシェアを広げたいという意図もあるように思います。
💰 投資データと優待内容
SBIインシュアランスグループですが、上二つに比べると見劣りしますが、売上高・営業利益ともに順当に成長基調にあります。優良企業と言って問題ないですね。
📈 直近3年の業績推移(収益・利益)
2025年3月期(最新実績)
2024年3月期
2023年3月期
SBIリーシングサービス(5834)
そして、SBIリーシングサービス。「航空機や船舶などの巨大なリース事業(貸し出し)」を行っている企業ですね。
💰 投資データと優待内容
SBIホールディングス、SBIグローバルアセットマネジメントの営業利益率を見てからだと霞ますが、一般的に営業利益が10%を超えていると稼ぐ水準が強いと評価されます。
SBIリーシングサービスは15%を超えているので、かなり稼ぐ力の強い企業ですね。
📈 直近3年の業績推移(売上・利益)
2025年3月期(実績)
2024年3月期
2023年3月期
こちらも例に漏れず、SBIVCトレードでの受け取りが必須になりますので要注意です。
コンヴァノ(6574)
コンヴァノ(6574)は、首都圏や関西を中心に「FASTNAIL(ファストネイル)」という大手のネイルサロンチェーンを展開している企業です。

ネイルサロンを経営してる会社が仮想通貨(暗号資産)の優待を!?
SBIグループはXRP(リップル)でしたが、BTC(ビットコイン)の優待です。
💰 投資データと優待内容
業績はしばらく赤字でしたが、最近になって持ち直した形になります。業績に不安は残りますが、面白い銘柄ではありますね。
📈 直近3年の業績推移(売上・利益)
2025年3月期(最新実績)
2024年3月期
2023年3月期
コンヴァノはSBIグループではないですが、仮想通貨(暗号資産)の受け取りにSBIVCトレードを指定しています。要注意ですね。
セレス(3696)
セレスは、累計会員数1,000万人を超える国内最大級のポイ活サイト「モッピー(moppy)」を運営しているIT企業です。

ポイ活をやったことがある人はだいたい知っているよね!
ポイ活界隈では知らない人がいないほどの有名企業ですが、実は暗号資産取引所の「CoinTrade(コイントレード)」を子会社に持つなど、Web3や仮想通貨事業にも力を入れています。
優待でもらえる仮想通貨(暗号資産)は、ETH(イーサリアム)とZPG(ジパングコイン)ですね。
💰 投資データと優待内容
売上高は年々上昇しており、直近の決算でもしっかりと利益を伸ばしています。
「ポイントサイト」という不況に強い手堅いキャッシュカウ(稼ぎ頭)を持っているため、投資家としても安心して保有しやすいのが大きな強みです。
📈 直近3年の業績推移(売上・利益)
2025年12月期(実績)
2024年12月期
2023年12月期
優待の受け取りには、CoinTrade(コイントレード)の口座が必須になるので、気を付けましょう。
AIフュージョンキャピタルグループ(254A)
AIフュージョンキャピタルグループは、将来有望なベンチャー企業やスタートアップ企業を発掘し、投資・育成を行うベンチャーキャピタル(VC)事業をメインに展開している企業です。
2024年1月に「フューチャーベンチャーキャピタル」という会社による株式移転で誕生しました。
優待でBTC(ビットコイン)がもらえます。
💰 投資データと優待内容
ベンチャー企業ということもあり、業績はかなり不安定な傾向にあります。ただ直近の実績を見ると、売上高に対してかなり利益を出せていますね。
📈 直近3年の業績推移(売上・利益)
2025年3月期(実績)
2024年3月期
2023年3月期
また、AIフュージョンキャピタルグループは優待の受け取りに、「OKJ」の口座を指定しています。購入検討する方はお気を付けください。
GMOインターネットグループ(9449)他グループ企業7社
次はGMOインターネットグループです。WEB運営だったり、FX取引で名前を見聞きすることが多いのではないでしょうか。

テレビでコマーシャルを何度も見たことあるよ!
ドメイン取得からレンタルサーバー、クラウドインフラまで、日本のインターネットの基盤を圧倒的なシェアで支えています。
また、ビットコインのマイニング(採掘)事業にも自社で巨額の投資を行うなど、仮想通貨・Web3領域への本気度は日本の大企業の中でも特筆していますね。
そんなGMOインターネットグループは優待でBTC(ビットコイン)がもらえます。
💰 投資データと優待内容
ただもらえるBTC(ビットコイン)の量は、少なめです。自社株買付代金100万円だったとして、もらえる額は300円となりますから、BTC(ビットコイン)目当てで投資するのは良くないかもしれませんね。
業績については、しっかりと売上・利益ともに積み重ねています。
📈 直近3年の業績推移(売上・営業利益)
2025年12月期(実績)
2024年12月期
2023年12月期
そんなGMOインターネットグループですが、グループ企業もまったく同様の株主優待方法を実施しています。
| 企業名 | 証券コード |
|---|---|
| GMOインターネット ※ | 4784 |
| GMOフィナンシャルホールディングス | 7177 |
| GMOペパボ | 3633 |
| GMO TECHホールディングス | 415A |
| GMOグローバルサイン・ホールディングス | 3788 |
| GMOプロダクトプラットフォーム | 3695 |
| GMOメディア | 6180 |
証券コード9449が親会社の「GMOインターネットグループ」であり、4784の「GMOインターネット」はグループの子会社です(グループ再編等により、旧GMOアドパートナーズ等から社名が変更されています)。
受け取りには「GMOクリック証券」と「GMOコイン」の二つが必要ですので、ご購入を検討される方はご注意ください。
【抽選でもらえる】仮想通貨の株主優待銘柄4選
全員が確実にもらえる優待とは別に、抽選でもらえる優待もあります。
運が良ければ高額なBTC(ビットコイン)を手に入れられるかもしれません。ただあくまで抽選ですので、購入しても過度な期待は厳禁ですね。
🎁 当たればデカい!仮想通貨の抽選優待リスト
| 銘柄名 (コード) | 優待内容 (抽選) | 条件 |
|---|---|---|
| THE WHY HOW DO (3823) |
最大100万円相当のBTC (総額1,540万円分) |
3,000株以上 |
| gumi (3903) |
最大10万円相当のBTC等 (総額1,600万円分) |
500株以上 |
| イクヨ (7273) |
最大10万円相当のBTC (総額1,600万円分) |
500株以上 |
| エスクリプトエナジー (5721) |
最大10万円相当のBTC (総額2,000万円分) |
100株以上 |
※抽選権の付与条件は変更される可能性があるため、必ず最新のIR情報をご確認ください。
仮想通貨の株主優待受け取りに必要な口座開設手順
魅力的な仮想通貨の株主優待ですが、企業が指定する取引所の口座を持っていないと、優待は受け取れません。
せっかく株を買って権利を獲得したのに、受け取りの手続きでつまずいてしまっては元も子もありません。ここでは、優待の取りこぼしを防ぐための必須口座と、実際の受け取りまでのステップを分かりやすく解説します。
優待受け取りに必須!SBI VCトレード等の取引所
企業によって、仮想通貨を受け取るための「指定口座」は異なります。取引所ごとに優待が受け取れる銘柄をまとめたのでご確認ください。
🏦 優待受け取りに必須!仮想通貨取引所まとめ
| 取引所名 | 対象となる主な銘柄 | 特徴・もらえる通貨 |
|---|---|---|
| SBI VCトレード |
・SBIホールディングス ・SBIグローバルAM ・コンヴァノ など |
仮想通貨優待の王道。XRPやBTCを配る企業の多くが指定。優待投資をやるなら絶対に外せないメイン口座です。 |
| GMOコイン |
・GMOインターネットG ・GMOフィナンシャルHD など |
GMOグループの優待受け取りに必須。「GMOクリック証券」での株の買付額に応じたキャッシュバック等でBTCがもらえます。 |
| CoinTrade (コイントレード) |
・セレス | セレス専用の受取口座。ETHとZPG(ジパングコイン)の豪華セット優待を取りこぼさないために必要です。 |
| OKJ (旧オーケーコイン) |
・AIフュージョンキャピタルG | AIフュージョンキャピタルグループ専用。3,000円相当〜のBTCを受け取るための指定口座です。 |

仮想通貨(暗号資産)の優待を受け取るために口座を作るのは良いけど、維持費はかかったりしない?大丈夫?
上記の取引所については、口座の開設費や維持費は一切かかりません。
さらに、各取引所が独自に「口座開設で〇〇円分の現金やビットコインをプレゼント!」といったキャンペーンをやっていることも多いため、むしろ得することも多いです。
あとは出金時や買付時の手数料ですが、せっかくなので国内大手の取引所である「コインチェック(CoinCheck)」と「bitFlyer」も含めてまとめてみました。
📊 国内主要取引所のスペック・手数料比較
| 取引所名 | 買付手数料 (取引所形式) |
出金・送金手数料 | 主な特徴・メリット |
|---|---|---|---|
| SBI VCトレード | Maker: -0.01%等 Taker: 0.05% |
どちらも無料 | 優待指定トップクラス。持っているだけで増える「ステーキング」に強い。 |
| GMOコイン | Maker: -0.01% Taker: 0.05% |
どちらも無料 | 総合力が非常に高い。アルトコインを板取引で安く買える銘柄が豊富。 |
| CoinTrade | なし (※販売所のみ) |
出金: 550円 送金: 0.0005 BTC |
ステーキング運用に特化。セレスの優待受け取りには必須。 |
| OKJ | Maker: 0.09% Taker: 0.14% |
出金: 400円〜 送金: 0.0005 BTC |
マイナーなアルトコインの取扱いが豊富。AIフュージョンCの優待に必須。 |
| コインチェック | 無料 (※BTCなど一部) |
出金: 407円 送金: 0.0005 BTC |
アプリがシンプルで使いやすい。仮想通貨を初めて触る超初心者向け。 |
| bitFlyer | 0.01%〜0.15% (※取引量で変動) |
出金: 220円〜 送金: 0.0004 BTC |
Tポイント等での投資や、クレカ連携など独自サービスが充実。 |
手数料面に関しては、難しい文言もあるので端的に言うと、「SBI VC トレード」と「GMOコイン」が頭一つ抜けているかなという結果になります。
どちらも優良な取引所なので、今後株主優待をきっかけにBTC(ビットコイン)やXRP(リップル)を買ってみたいという方は、株主優待を抜きにしてもどちらかの口座の開設をオススメします。
優待の充実度を考えると、「SBI VC トレード」がいいですかね!

ちなみに筆者は「SBI VC トレード」をメインで使ってるよ!
取引所の口座開設から仮想通貨受け取りまでの流れ
「口座を作った後は、どうやって仮想通貨を受け取るの?」という疑問にお答えします。基本的にはどの企業も、以下のような流れで手続きを進めます。
【ステップ1】 指定の仮想通貨取引所の口座を開設する(※最優先!)
まずは各企業が指定する取引所の口座を開設します。本人確認(KYC)の審査に数日かかることがあるため、必ず優待の権利確定日や、案内が届く前に済ませておくのが鉄則です。
【ステップ2】 株を買って権利を確定させる
証券会社で対象企業の株を購入し、「権利確定日(権利付き最終日)」をまたいで保有します。(※AIフュージョンキャピタルのように長期保有条件がある銘柄は要注意です)
【ステップ3】 自宅に「株主関係書類(優待の案内)」が届く
権利確定から約2〜3ヶ月後に、企業から郵便物で配当金の計算書や、株主優待の案内チラシが届きます。絶対に捨てないでください!
【ステップ4】 専用サイトで受け取り申請をする
届いた案内に記載されているQRコードやURLから専用の申請フォームにアクセスします。そこでご自身の「株主番号」や、開設しておいた「取引所の口座情報(または受取用アドレス)」を入力して申請を完了させます。
【ステップ5】 仮想通貨が口座に振り込まれる!
申請期間が締め切られた後、約1〜2ヶ月ほどで指定した取引所の口座に仮想通貨(BTCやXRPなど)が振り込まれます。そのまま長期保有して値上がりを待つも良し、日本円に換金して引き出すも良し、使い道はあなたの自由です!
株主優待の仮想通貨に確定申告は必要?税金の基準

ぶっちゃけ株主優待で仮想通貨(暗号資産)をもらっても、税金のことがよくわからないんだよね。
無料で仮想通貨がもらえるのは嬉しい反面、税金回りのルールが分からず不安に思う方も多いはず。もちろん、仮想通貨の株主優待には税金がかかりますが、必ずしも全員が確定申告をしなければいけないわけではないです。
初心者が知っておくべき「仮想通貨優待の基礎知識」を解説します。
仮想通貨の優待は雑所得!20万円ルールの解説
まず大前提として、株の配当金と仮想通貨の優待では、税金の種類(分類)が異なります。
通常の株の配当金は約20%の税金が引かれた状態で振り込まれますが、株主優待として受け取った仮想通貨は、原則として「雑所得(ざつしょとく)」という扱いの「総合課税」になります。
💡 サラリーマンの味方「20万円ルール」とは?
「雑所得」と聞くと難しそうですが、一般的な会社員(給与所得者)の方には強力な免除ルールがあります。それが「仮想通貨の利益を含めた副業などの雑所得が、年間(1月1日〜12月31日)で合計20万円以下であれば、所得税の確定申告は不要」というルールです。
つまり、もらった仮想通貨の価値が数千円〜数万円程度であり、他に大きな副業収入などがなければ、基本的には確定申告の心配をする必要はありません。
確定申告が不要になるケースと税金計算の注意点
⚠️ 注意点1:税金が発生する「2つのタイミング」と「年またぎ」
仮想通貨の優待では、以下の2つのタイミングで利益(雑所得)が計算されます。
- 受け取った時: 口座に仮想通貨が付与された時点の「時価(日本円換算額)」が利益となります。
- 売却した時: 受け取った仮想通貨が値上がりし、それを日本円に換金(売却)した際の「値上がり益」が利益となります。
ここで注意すべきは「税金は1月1日〜12月31日の1年単位で計算される」という点です。
たとえば、今年優待を受け取り、そのまま保有して来年売却した場合、今年の利益は「受け取った時の時価」、来年の利益は「売却時の値上がり益」として別々の年に分けて計算されます。この合計額(+その他の副業収入など)がその年で20万円を超えた場合は、確定申告が必要になります。
📚 公式ソース:国税庁「暗号資産に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」
仮想通貨を取得した時(時価)や、売却した時の利益計算方法、および1月1日から12月31日までの1年単位で計算するという原則が明記されています。
▶ 国税庁公式サイトで確認する
⚠️ 注意点2:「医療費控除」や「ふるさと納税」をする人は要注意!
これが一番の落とし穴です。「20万円以下なら申告不要」というルールは、「他に確定申告をする用事がない会社員」だけの特例です。 もし、あなたが「医療費控除」を受けたり、ふるさと納税で「ワンストップ特例制度」を使わずに確定申告を行ったりする場合、この20万円ルールは消滅します。つまり、確定申告書を提出する以上は、仮想通貨の利益がたとえ1,000円であっても、すべて合算して申告する義務があるので絶対に忘れないでください。
📚 公式ソース:国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」
「給与所得以外の所得が20万円以下なら申告不要」という特例は、あくまで確定申告をしない人向けのものであり、医療費控除等で確定申告を行う場合は20万円以下の雑所得もすべて申告する必要があることが記載されています。
▶ 国税庁公式サイトで確認する
⚠️ 注意点3:「住民税」の申告は20万円以下でも必須
先ほどの「20万円ルール」で免除されるのは、国に納める「所得税」の確定申告のみです。 たとえ利益が20万円以下(数千円)であって所得税の申告が不要な場合でも、お住まいの市区町村へ納める「住民税」の申告は、原則として別途必要になります。住民税の申告はお住まいの自治体の役所やホームページから簡単に行えます。
📚 公式ソース:各市区町村の公式案内(地方税法に基づく)
20万円以下の申告不要制度は「国税(所得税)」のみの特例です。市区町村へ納める「地方税(住民税)」にはこの特例が適用されないため、20万円以下であっても役所での申告が必要になります。(※詳細はお住まいの市区町村の税務課HP等にてご確認いただけます)
⚠️ 注意点4:会社員以外(主婦や学生など)は基準が違う
20万円ルールが使えるのは、年末調整を行っている会社員などです。専業主婦(夫)や学生など、他に収入がない方の場合は、基礎控除額である「年間48万円」が基準となるなど、立場によってルールが変わります。仮想通貨の利益が年間48万円を超えると確定申告が必要になるだけでなく、親や配偶者の「扶養」から外れてしまう可能性もあるため注意しましょう。
📚 公式ソース:国税庁「No.1199 基礎控除」
給与収入がない方(専業主婦や学生など)が、仮想通貨の利益などの雑所得を得た場合、合計所得金額が基礎控除額である「48万円」以下であれば所得税はかからないというルールが明記されています。
▶ 国税庁公式サイトで確認する
確定申告の相談はプロに頼るという選択肢
仮想通貨の税金計算は、正直に言ってかなり複雑です。「優待を受け取った日の正確な時価」を調べたり、複数の取引所の履歴をまとめたりと、慣れていないと計算だけで途方もない時間がかかってしまいます。
もし「自分一人で正確に計算できるか不安……」「他の副業収入もあって、どこから手をつけていいか分からない」という場合は、思い切って税金のプロである税理士に相談してしまうのも一つの賢い選択肢です。
確定申告は、計算を間違えたり申告から漏れていたりすると、後から「ペナルティ(延滞税や加算税)」を取られてしまうリスクがあります。数千円の優待をもらっただけで、後から面倒なトラブルに巻き込まれるのは絶対に避けたいですよね。
💡 仮想通貨に強い税理士をスムーズに探すコツ
とはいえ、仮想通貨の複雑な税制にしっかりと対応できる税理士を、自力でゼロから探すのは意外と骨が折れます。そんな時は、ご自身の状況に合わせて最適な税理士を無料で紹介してくれるマッチングサービスなどを活用するのがおすすめです。
ライン登録だけしたら無料で相談できるので、気になった方は使ってみてください。
株主優待の仮想通貨に関するよくある質問
いざ仮想通貨の株主優待を狙おうとした時、初心者の方が必ずつまずく疑問や、事前に絶対に知っておくべき「投資のリアルなリスク」について、解説します。
権利確定日はいつ?仮想通貨が付与される時期
仮想通貨の優待をもらうためには、企業の決めた「権利確定日」に株主名簿に名前が載っている必要があります。
株は「権利確定日」に買っても間に合わない!
株を買ってから名簿に登録されるまでにはタイムラグがあるため、実際には権利確定日の「2営業日前(権利付き最終日)」の市場が閉まる(15:00)までに株を買っておく必要があります。これを1日でも過ぎてから買うと、どれだけ株を保有してもその年の優待はもらえません。
仮想通貨が口座に入るのは数ヶ月後
「権利落ち日(権利付き最終日の翌営業日)」になれば、すぐに株を売ってしまっても優待をもらう権利は残ります。ただし、実際に仮想通貨が取引所の口座に付与されるまでには、以下のステップを踏むため「権利確定から約2〜3ヶ月後」になるのが一般的です。
- 権利付き最終日までに株を買う
- 約2〜3ヶ月後:自宅に「優待の案内(ハガキや封筒)」が届く
- 案内文に従って、指定の取引所口座(SBI VCトレードなど)を登録・申請する
- 申請締め切り後、さらに数週間〜1ヶ月後に仮想通貨が付与される
ギリギリになってから取引所の審査待ちで受け取れない事態を防ぐためにも、対象銘柄の「権利付き最終日」より前に、口座開設だけは済ませておきましょう。
株価下落や仮想通貨の優待が廃止されるリスク
「数千円の仮想通貨が無料でもらえる!ノーリスクで最高!」……と思ったら大間違いです。投資である以上、当然ながら損をするリスクも潜んでいます。良いことばかりではなく、以下の3つのリアルなリスクも必ず理解しておいてください。
🚨 仮想通貨優待の3大リスク
① 権利落ち日の「株価暴落」による元本割れ
「優待の権利だけもらって、翌日にすぐ株を売ればいい」と考える人は山ほどいます。そのため、権利落ち日には株が大量に売られ、株価が急落することがよくあります。「3,000円分のビットコインをもらったけど、株価が10,000円分下がってトータルで大赤字になった」というのは優待投資の”あるある”です。優待の金額以上に株価が下落するリスク(キャピタルロスの可能性)は常にあります。
② ある日突然やってくる「優待の廃止・改悪」
株主優待は企業のサービスであり、永遠に続く保証はどこにもありません。とくに仮想通貨の優待はまだ歴史が浅く、企業側も「お試し」で導入しているケースがあります。業績が悪化したり、目的の株主数に達したりすると、「来年から仮想通貨の配布をやめます(優待廃止)」「もらえる額を半分にします(優待改悪)」という発表がある日突然出ることがあります。廃止が発表されると株価も連鎖して暴落するため、ダブルパンチを食らう危険性があります。
③ もらった「仮想通貨自体」の価値が暴落する
「10,000円相当のビットコイン」が付与されたとしても、仮想通貨の値動き(ボラティリティ)は非常に激しいです。数ヶ月放置している間に仮想通貨の市場が冷え込み、付与された時の価値から半分以下になってしまう可能性も十分にあります。(※もちろん逆に2倍、3倍に跳ね上がるという夢もあります!)
脅すようなことを書いてしまいましたが、これらは株式投資をやる上で全員が直面する当たり前のリスクです。
「絶対に損をしたくない!」という方には正直おすすめしませんが、「どうせなら株主優待というイベントを楽しみながら、将来値上がりするかもしれない仮想通貨を少しずつ集めたい!」という方にとって、仮想通貨優待は非常に魅力的な制度です。
余剰資金(無くなっても生活に困らないお金)を使って、宝くじ感覚で気長に楽しむのが、優待投資を長く続けるための一番のコツです。
株主優待以外で仮想通貨を無料でもらう方法
株主優待を利用した仮想通貨の獲得は魅力的ですが、株を購入するための「初期資金」が必要になり、少なからず株価下落のリスクも伴います。
おそらくこの記事を見ている人は「無料で仮想通貨(暗号資産)がもらえないかなー」と考えている人ばかりだと思うので、いくつかその方法を紹介しますね。
ポイ活アプリで仮想通貨(暗号資産)を集める
日々のちょっとしたスキマ時間で仮想通貨を貯めるなら、専用のポイ活アプリが最も手軽です。
中でもおすすめなのが、元手ゼロでビットコインが貯まる「ビットスタート(BitStart)」です。
明日のビットコイン価格が「上がるか・下がるか」をワンタップで予想するだけで、正解すればビットコインがもらえます。
他にも、仮想通貨(暗号資産)の勉強ができたり、動画広告の視聴やネットショッピングを経由するだけでコツコツ貯まっていくため、仮想通貨の値動きに慣れるための入門アプリとして最適です。
招待コードを置いておきますので、もしインストールしたら入力してみてください。
100円相当のビットコインがもらえるのでお得です。
ポイントサイトで仮想通貨(暗号資産)を貯める
普段のネットショッピングやクレジットカードの作成・ゲームアプリのインストールなどを「ポイントサイト」経由で行い、貯まったポイントを仮想通貨に交換するという方法もあります。
おすすめは国内最大級のポイントサイト「モッピー(moppy)」です。モッピーで貯めたポイントは、現金やAmazonギフト券だけでなく、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨に直接交換することができます。
ポイントサイトの中では換金効率の高い老舗のサイトで、運営も上場企業の「セレス」と安全性も高いのでオススメですよ。
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※Web(ブラウザ)から登録する場合、紹介リンクを経由しているため紹介コードの入力は不要です(自動で適用されます)。アプリから登録する場合のみ、登録画面でコードを手動入力してください。
まとめ
この記事では株主優待で仮想通貨(暗号資産)がもらえる全19社を紹介・解説しました。
また、株主優待で仮想通貨をもらった際の受け取りから、その税金について。その他、仮想通貨(暗号資産)を無料でもらう方法まで紹介しました。
株主優待で仮想通貨をもらうことは正直魅力的ですが、もちろん株価の下落や優待の廃止といったリスクが付き物です。
株主優待目当てで、仮想通貨(暗号資産)を購入する際は、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。

仮想通貨も株もみ~んな儲かりますように!!



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